AEDが使えるようになって20周年

運営団体:AED20周年記念企画実行委員会

イベントレポート

イベント開催報告

『AED20周年記念シンポジウム』を開催いたしました

AEDが使えるようになって20周年。AED普及啓発を推進する団体、企業が一つになって「AED20周年記念企画実行委員会」を立ち上げ、2024714日(日)に「AED20周年記念シンポジウム~あって当たり前から 当たり前に使用するものに~」を有楽町朝日ホールにて開催いたしました。

AED20周年のキャッチコピーは「まず呼ぼう、AED」。目の前で突然人が倒れたら、まず声を出してAEDを取ってきてもらう、身近な医者を呼ぶようにAEDを連れてくる、AEDに教えてもらう、という救命の最初のアクションを言葉にしました。

有楽町朝日ホールの12階で行われたシンポジウムには、日本AED財団および日本心臓財団 名誉総裁でいらしゃいます高円宮妃殿下に御来臨賜り、AEDを迅速に使うための日頃の訓練の大切さと、ともに救える命を救う国にしようという熱い思いのお言葉をいただきました。そのあとAEDで実際に命を救われた人、救った人などが登壇し、臨場感あふれる体験談とともに、AEDの使い方を学ぶことや、とっさの判断やチームワークが救命につながることなどをお話しいただきました。基調講演ではわが国におけるAED20年のあゆみとして、普及による救命の効果と実績が示され、また現状の課題についてのお話がありました。さらには、これからの20年に何が必要か、デジタルや教育、そして研究者や若者からの意見など、熱心なディスカッションが行われました。

同じ有楽町朝日ホールの11階では、AED体験コーナーが同時開催され、お子さんを連れたご家族連れなど多数の方々が来場され、AED体験や声優さんやスポーツ選手の登場したステージ、工作コーナー、うんこ先生やハートラちゃんとのキャラクター撮影会など、さまざまなイベントを楽しんでいただきました。

シンポジウムには約340名、AED体験コーナーは約520名の方にご参加いただき、おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました。


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